尾張旭市議会 > 2022-03-01 >
03月01日-01号

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  1. 尾張旭市議会 2022-03-01
    03月01日-01号


    取得元: 尾張旭市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-19
    令和 4年  3月 定例会(第2回)          令和4年第2回(3月)             尾張旭市議会定例会会議録(第1号) 令和4年3月1日午前9時30分尾張旭市議会(第2回)定例会が尾張旭市議会議場に招集された。1 出席議員(18名)  1番 安田吉宏     2番 秋田さとし    3番 市原誠二  4番 谷口武司     5番 陣矢幸司     6番 櫻井直樹  7番 日比野和雄    8番 芦原美佳子    9番 松原たかし 11番 丸山幸子    13番 山下幹雄    14番 花井守行 15番 篠田一彦    16番 片渕卓三    17番 早川八郎 18番 若杉たかし   19番 さかえ章演   20番 川村つよし2 欠席議員  なし3 地方自治法第121条の規定により説明のため議会に出席を求めた者 市長       森 和実     副市長      秋田 誠 教育長      河村 晋     企画部長     若杉博之 総務部長     石坂清二     市民生活部長   大津公男 こども子育て部長 阿部智晶     都市整備部長   臼井武男 消防長      各務誠司     教育部長     三浦 明 監査委員事務局長 松野宏美4 定例会の事務に従事した者 議会事務局長   梅本宣孝     議事課長     太田篤雄 議事係長     中西裕太     主査       大島隆史5 議事日程(第1号)  令和4年3月1日(火)午前9時30分開議 議会運営委員長報告 第1 会議録署名者の指名 第2 諸報告   (1)議長報告   (2)市長報告 第3 会期の決定 第4 委員会の所管事務調査報告の件     議会運営委員会 第5 施政方針演説 第6 第2号議案     上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決又は委員会付託    第2号議案 令和3年度尾張旭市一般会計補正予算(第11号) 第7 第3号議案から第24号議案まで     上程、提案理由の説明 第8 同意案第1号     上程、提案理由の説明 第9 委員会提案第1号     上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決又は委員会付託    委員会提案第1号 尾張旭市(代表者尾張旭市議会議長)に対する訴訟における合意書に同意することについて                         午前9時30分開会 ○議長(片渕卓三) おはようございます。 初めに申し上げますが、今定例会においては、新型コロナウイルス感染症対策のため、議長において、出席者に対し、マスクの着用及び議場の扉を開放し、換気の強化を図ることを認めておりますので、御承知願います。 ただいまの出席議員は18名です。定足数に達しておりますので、これより令和4年第2回(3月)尾張旭市議会定例会を開会します。 なお、健康福祉部長から、都合により、本日の会議の欠席届が提出されております。 あらかじめ申し上げますが、傍聴の方におかれましては、会議中は静粛にしていただきますようお願い申し上げます。 本日は、市広報より写真撮影の申出があり、これを許可しておりますので、よろしくお願いします。 直ちに本日の会議を開きます。 本定例会には、議案等の説明のため、市長をはじめ関係者の出席を求めております。 開会に当たり、市長から挨拶をいただきます。 森市長。 ◎市長(森和実) おはようございます。 本日ここに、令和4年第2回(3月)尾張旭市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様の御出席をいただき、厚く御礼申し上げます。 さて、今回の定例会に提案させていただきました案件は、令和3年度の一般会計などの補正予算が7件、令和4年度の一般会計などの当初予算が8件、条例の一部改正が5件、尾張旭市長久手市衛生組合の解散に伴う財産処分が1件、愛知県市町村職員退職手当組合の規約変更が1件、市道路線の認定が1件、固定資産評価審査委員会委員の人事同意案が1件の合計24件となっております。 これらの案件につきましてよろしく御審議をいただき、御議決、御同意を賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましての私の挨拶とさせていただきます。 ○議長(片渕卓三) 日程に先立ちまして、過日、議会運営委員会が開催されておりますので、委員長の報告を求めます。 芦原美佳子委員長。 ◆議会運営委員長芦原美佳子) おはようございます。 議長の御指名がありましたので、2月17日及び28日に開催いたしました会議について報告いたします。 両日とも委員8名、全員の出席をいただき、令和4年第2回(3月)尾張旭市議会定例会の運営についてを議題として開催しました。 2月17日の会議では、3月定例会の提出議案等の説明のため、副市長及び総務部長の出席をいただきました。 3月定例会の運営については、本日配付の議事日程(第1号)、定例会日程及び議事日程 第2日目以降のとおりで認め合いました。 本日の議事日程について補足いたしますと、日程第2 諸報告については、議長報告1件、市長報告2件を行っていただく。日程第3 会期の決定については、本日から3月24日までの24日間とする。日程第4 委員会の所管事務調査報告の件は、議会運営委員長から2月8日、17日及び28日に開催した会議の内容について報告を行う。日程第5は、市長から施政方針演説を行っていただく。日程第6 第2号議案については、上程し、理事者から提案理由の説明、議案質疑、委員会付託を行った後、暫時休憩を取り、所管の委員会を開催し、議案の審査を行う。なお、委員会は福祉文教委員会都市環境委員会総務委員会の順に行い、総務委員会終了後は本会議を再開し、議長報告、委員長報告及び報告に対する質疑、討論、採決を行う。日程第7 第3号議案から第24号議案まで及び日程第8 同意案第1号については、一括して上程し、理事者から一括して提案理由の説明を行っていただく。日程第9 委員会提案第1号については、上程し、提案理由の説明、質疑、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行う。 なお、委員会提案に対する討論の通告については、2月28日午後3時までを通告期限とし、通告があった場合は、別途、一覧表を机上配付することで認め合いました。 また、委員会提案第1号が議決された場合は、合意書内の未定の字句の整理を議長に委任する。 次に、議事日程第2日目以降については、一般質問、議案質疑、議案の討論、採決又は委員会付託、陳情の順で進める。 補足いたしますと、一般質問については、通告順に行っていただくこととし、質問の割り振りの日程調整は、3月7日、1日目が代表質問3名、個人質問2名、8日、2日目が個人質問6名、9日、3日目が個人質問2名とすることで認め合いました。 議案質疑につきましては、期限までに通告はありませんでしたが、特に質疑が生じた場合は、議長配慮により、3月3日木曜日正午までに通告があったものについて質疑を行うことができる旨、認め合いました。 議案の討論、採決又は委員会付託について、同意案第1号は、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決、その他の議案は、それぞれ所管の委員会に付託する。 陳情については、全て上程することとし、それぞれ所管の委員会へ付託することで認め合いました。 なお、議案、陳情の討論の通告は、3月22日火曜日の正午までを期限とすることで認め合いました。 以上で報告を終わります。 ○議長(片渕卓三) 議会運営委員長の報告が終了しました。 ただいまの報告に対する質疑はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 以上をもちまして、議会運営委員長報告は終了しました。 これより日程に入ります。 日程第1 会議録署名者の指名を行います。 会議録署名者には、尾張旭市議会会議規則第76条の規定により、安田吉宏議員若杉たかし議員を指名します。 日程第2 諸報告を行います。 初めに、議長報告を行います。 この件に関しましては、議会事務局長から報告します。 議会事務局長。 ◎議会事務局長(梅本宣孝) 議長報告を行います。報告事項は1件でございます。 監査報告についてですが、1月臨時会以後の結果報告につきまして、長谷川博樹監査委員及び篠田一彦監査委員から議長宛てに、例月出納検査の結果報告書の提出が2件、定例監査の結果報告書の提出が2件、随時監査(工事監査)の結果報告書の提出が1件ございました。 なお、監査関係の資料につきましては、議会図書室にて供覧に付しております。 報告は以上でございます。 ○議長(片渕卓三) 続きまして、市長報告を行います。 総務部長。 ◎総務部長(石坂清二) それでは、市長報告を行います。報告事項は2件でございます。 1件目は、尾張旭市国民保護計画の変更についてでございます。 この件は、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律第35条第8項において準用する同条第6項の規定により、報告を行うものでございます。 変更の概要としましては、国の策定する国民の保護に関する基本方針の変更に伴う修正のほか、各種統計数値の時点修正、市の組織変更に伴う修正、その他用語等の整理を行うもので、詳細は別添の新旧対照表のとおりです。 2件目は、専決処分の報告についてです。 この件は、損害賠償の額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分しましたので、同条第2項の規定により、報告するものでございます。 内容は、上の山町地内において、職員が運転する公用車が相手方宅のフェンスに接触し、損傷させたものです。 本市の過失割合は100%、損害賠償額は9万4,600円で、令和4年2月2日に専決処分を行いました。 なお、損害賠償金は、全国市有物件災害共済会自動車損害共済により全額補填されるものでございます。 報告は以上でございます。 ○議長(片渕卓三) 以上をもちまして、諸報告の件は終了しました。 日程第3 会期の決定を行います。 お諮りします。会期は本日から3月24日までの24日間としたいと思います。御異議ありますか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月24日までの24日間と決定しました。 日程第4 委員会の所管事務調査報告の件を議題とします。 それでは、議会運営委員会所管事務調査について報告を求めます。 芦原美佳子委員長。 ◆議会運営委員長芦原美佳子) 議長の御指名がありましたので、2月8日、17日及び28日に開催しました会議の主な内容について報告いたします。 2月8日は委員7名、2月17日及び28日は委員8名の出席をいただきました。 初めに、2月8日に議題とした予算決算特別委員会の運営については、尾張旭市議会予算決算特別委員会運営要綱の見直しに係る改正案の協議を行い、案のとおり認め合いました。 次に、2月8日、17日及び28日に議題とした尾張旭市議会におけるICT技術の導入については、タブレットの導入を進めること及びタブレットの導入に係る予算要望をしていくことの2点については合意が図れましたが、予算要望の額について、次回以降、合意に向けた調整を図ることとなりました。 次に、2月8日に議題とした令和4年度議会費当初予算については、事務局から説明を受け、内容の確認を行いました。 次に、2月8日及び17日に議題とした議会の政策立案機能の強化については、委員会・任期に縛られないよう各会派から委員を選出し、活動・協議し、その後、ある程度の方向性が出た場合に所管委員会で最終協議を行っていくといった方向性で進めることとし、進め方の詳細につきましては、議会運営委員会で協議していくことで認め合いました。 次に、2月8日及び17日に議題とした議員定数については、11月、12月の議会運営委員会での議論や議員活動の中から得られた市民の意見を踏まえた中で、2月17日に最終の議論を行いました。 最終的には、尾張旭市議会として考えをまとめて定数条例の改正を行うことはせず、議員定数条例の改正案を提出したい議員は、議長宛てに提出することとなりました。 次に、2月17日及び28日の尾張旭市(代表者尾張旭市議会議長)に対する訴訟関連の議題については、尾張旭市議会意思決定方法等について協議を行い、本会議場での採決を行うこととし、本日お手元に配付のとおり議会運営委員会委員会提出議案として提出することで認め合いました。 以上で報告を終わります。 ○議長(片渕卓三) 議会運営委員長の報告が終了しました。 ただいまの報告に対する質疑はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 以上をもちまして、委員会の所管事務調査報告の件は終了しました。 日程第5 施政方針演説を行います。 森市長。 ◎市長(森和実) 令和4年第2回尾張旭市議会定例会の開会に当たりまして、私の市政運営に関する所信と令和4年度における主要施策の概要を申し述べます。 私が市長に就任して、早いもので3年が経過しました。市長就任後間もなく、全国植樹祭に天皇、皇后両陛下をお迎えし、高揚感に包まれる中、幸先のよいスタートを切ることができたのもつかの間、本市の記念すべき50周年となる令和2年に新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、いまだに私たちを苦しめ続けることになるとは思ってもみませんでした。 市長としての私の責務は、何よりもまず市民の皆様の命と暮らしを守ることです。感染症対策を最優先事項に位置づけ、時には公共施設の利用制限の要請など苦渋の決断をしながら、奮闘し続けてまいりました。感染拡大防止のために御理解、御協力をいただいた市民や事業者の皆様に、改めてこの場をお借りして感謝申し上げます。 その一方で、所信表明で述べました「こどもは宝、健康は宝、幸せづくりは宝」に向けた政策にも全力で取り組んでまいりました。 特に力を注いできました子育て支援では、保育園や小中学校など子育て施設の環境整備に加え、ICT教育の推進、いじめ・不登校相談体制の強化など、ハード、ソフトの両面において充実を図ってまいりました。また、魅力あるまちづくりに欠かすことができない都市基盤整備では、北原山土地区画整理事業や印場駅のバリアフリー化、三郷駅周辺整備、下水道整備などにも重点的に財源を投入し、歩みを止めることなく、推進してまいりました。 全国的には人口減少が進む中、本市の人口が引き続き増加を続けていることを踏まえますと、これらの取組において、一定の成果を上げることができたのではないかと考えております。 新型コロナウイルス感染症は、新たな変異株の発生など、依然として先行きが不透明な状況ではありますが、ワクチン接種の推進や治療薬の開発など、明るい兆しもはっきりと見えてきております。引き続き感染症対策に取り組みながら、将来の発展を見据えたまちづくりを展開してまいりますので、御協力賜りますようお願い申し上げます。 それでは、令和4年度の予算について申し上げます。 令和4年度予算は、新型コロナウイルス感染症対策に引き続き取り組むとともに、日常生活や社会経済活動の正常化を見据えながら、コロナ禍により顕在化したデジタル化などの諸課題にも対応した予算編成を行いました。 本市の令和4年度当初予算の一般会計の総額は、前年度と比較して7%増の265億3,000万円で、過去最大規模となりました。 歳入については、感染症対策や経済対策などに伴う日常生活や社会経済活動の本格化を見据え、景気の持ち直しが期待できることから、根幹となる市税をはじめ地方消費税交付金などの各種交付金についても、コロナ禍以前の水準まで持ち直す見通しとなっております。 歳出では、引き続きワクチン接種の推進など感染症対策を徹底するとともに、さらに磨き上げた「こどもは宝、健康は宝、幸せづくりは宝」に向けた政策を盛り込むことで、急速に変化する時代にも対応しながら、総合計画に掲げるまちづくりを着実に推進することができるよう予算を編成しております。 特に私が重点的な施策として位置づけております子育て支援や教育、交通安全、防災といった安全・安心な住みやすいまちづくりへの取組について、一層の促進を図ってまいります。 また、ポストコロナを見据え、消費喚起や事業者支援など地域経済のさらなる活性化に努めるとともに、国のデジタル田園都市国家構想を踏まえ、デジタル化を推進し、次世代につながる住みやすいまちづくりを展開してまいります。 それでは、次に、令和4年度における主要施策の概要につきまして、第五次総合計画に掲げる8つの政策順に申し上げます。 政策1「みんなで支えあう健康のまちづくり」では、全ての市民が支え合いながら、安心して元気に暮らすことができる笑顔の絶えないまちづくりを進めます。 令和4年度は、社会との関わりに不安を抱える方や家計に問題を抱えている方に対し、就労支援や家計改善に向けた取組を実施するとともに、訪問等を行うアウトリーチ支援員を配置することなど、市民に寄り添った支援を新たに実施します。 また、国の子宮頸がん予防ワクチンの積極的な接種勧奨の再開の動きを踏まえ、対象となる方にワクチン接種を速やかに進めます。 新型コロナウイルス感染症対策として、在宅療養者への生活必需品の支給や医療機関から自宅まで帰宅困難となった陽性者に対する移送サービスのほか、感染症の影響により収入が一定以上減少する世帯に対する国民健康保険税の減免など、継続して実施します。 また、コロナ禍で外出機会が減少し、心身機能の低下が懸念されるため、元気まる測定をリニューアルし、健康増進を図ります。 子育て支援では、保育園業務支援システムの本格稼働や保育園スタッフの外部委託の拡充などにより、保育士等の労働環境を改善し、保育サービスの質の向上につなげます。また、保育園や児童館の空調設備更新、児童館のトイレ洋式化など、子育て施設の環境改善を進めます。 そのほか、育児休業中における保育園在園児の継続入所条件の緩和、民間学童クラブ校区外児童送迎事業に対する支援、託児ボランティアによる多胎児支援子育て支援センターでのリフレッシュ一時預かり事業の試行など様々な取組を新たに実施し、子育て支援の充実を図ります。 障がい者等への支援では、医療的ケアを必要とする障がい児等が適切な在宅医療を受けられるよう、医療、保健、福祉、教育等の関係機関が連携して新たに医療ネットワーク体制を構築します。 また、障がい者の外出支援の拡充を図るため、障がい者タクシー基本料金助成の対象要件を拡充し、新たに自動車税・軽自動車税の減免適用者も助成対象に追加します。 また、引き続き誰もが自分らしくいきいきと暮らす福祉のまちを目指し、令和6年度からの第7期障がい者計画・障がい福祉計画、第3期障がい児福祉計画の策定に着手をします。 高齢者への支援では、独り暮らしの高齢者がいつでも救助要請や健康相談が可能な緊急通報装置を新たに導入し、生活の安心につなげます。 そのほか、団塊世代が75歳以上となる令和7年度を見据え、生活支援・介護予防サービスの一層の充実を図るため、令和6年度からの第9期高齢者保健福祉計画の策定に着手し、地域で助け合いながら元気に暮らしていくことができる地域共生社会の実現を目指します。 次に、政策2「豊かな心と知性を育むまちづくり」についてです。 全ての子供たちが、豊かな心、健やかな体を育むことができるまちづくりを進めるとともに、老若男女誰もが地域の中で生きがいをつくり、豊かな人生を歩んでいくことができるまちづくりを進めます。 令和4年度は、かねてより懸案でありました総合体育館アリーナ等の空調設備の設置に向けて、令和5年度の完了を目指し、事業に着手します。 また、小中学校において、トイレ改修や特別教室の空調設備設置を進めるとともに、さらに体育館の空調設備設置に向けた検討を行うなど、教育環境の改善に向けた取組を推進します。 学校運営においては、教員だけでなく、保護者や地域の方なども参加する学校運営協議会を新たに設置することで、地域の声を反映した開かれた学校づくりを推進します。 また、GIGAスクール構想により導入したタブレット端末等を活用し、引き続きデジタル化によるきめ細やかな教育を実施するとともに、部活動において外部講師の拡充を図り、教員の多忙化解消を促進することで、教育の質を向上します。 さらに、様々な要因により増加傾向にある不登校児童生徒に対応するため、心のアドバイザーやスクールソーシャルワーカーの相談体制などを拡充し、いじめ・不登校対策の一層の充実を図るとともに、コロナ禍の子供たちのために芸術鑑賞会に参加する機会を設け、芸術との触れ合いを通して健やかな心の成長を促します。 そのほか、令和6年度から始まる次期教育振興基本計画の策定に着手します。 生涯学習の振興では、オンライン配信などデジタルを活用した講座を開催することで、生涯を通じた新たな学びの機会を提供するとともに、中央公民館などの空調設備を更新し、利用環境の改善を図ります。 文化の継承と振興では、コロナ禍で停滞している棒の手などの無形民俗文化財の活性化を図るため、保存会に対する支援を拡充します。 次に、政策3「快適な生活を支えるまちづくり」では、都市基盤整備の着実な推進により、快適に生活できるまちづくりを進めます。 北原山土地区画整理事業では、組合など関係者の方々と一体となって引き続き事業進捗を図ります。 三郷駅周辺まちづくり事業では、組合設立に向け、市街地再開発準備組合を支援するとともに、自由通路や駅周辺の整備計画の検討を進めることで、事業化に向けた取組を推進します。 印場駅では、自由通路南側や駅構内にエレベーターを設置するなど、南側の駅前広場から駅のホームまでバリアフリー化を図り、市内鉄道駅全駅のバリアフリー化に向けた取組を推進します。 公園整備では、快適な公園環境を整えるため、地域のニーズを踏まえ、バリアフリーにも配慮した公園の改修に着手します。 浸水対策では、集中豪雨などに備え、引き続き雨水排水施設の整備を進めます。 道路整備では、幼い命が奪われる痛ましい交通事故が全国的に発生していることも考慮し、誰もが安全・安心で快適に利用できるよう道路環境の質の向上を図る計画を策定するとともに、危険度の高い道路を重点的に整備します。 上下水道については、水道水の安定供給のため、水道管の耐震化を進めるほか、衛生的で快適な生活環境を実現するため、下水道整備東部浄化センター設備更新工事を進めます。 次に、政策4「安全で安心なまちづくり」についてです。 近年、被害が甚大化している災害に備え、地域と一体となり、防災・減災対策の充実を図るとともに、防犯や交通安全対策を推進し、安全で安心なまちづくりを進めます。 防災・減災対策では、災害時に避難所となる小中学校の体育館において、災害情報等を受発信できるようインターネット環境を整備します。また、コロナ禍における避難所での感染リスク低減を図るため、段ボールベッドなどの感染症対策資機材を引き続き整備するほか、避難所の運用体制を見直すことで、利用者の安全・安心の確保に努めます。 消防・救急体制では、救急隊員を感染症から守るため、隊員が傷病者に接触することなく使用できる自動心臓マッサージ器を新たに導入するなど、感染症対策資機材の充実を図り、万全の体制を確保します。また、災害時の体制強化を図るため、消防ポンプ車、指揮車などの更新に加え、令和7年度からの名古屋市とその周辺自治体との通信指令業務共同運用開始に向け、準備を進めます。 消防団については、消防団員の報酬体系を見直すことで処遇改善を図り、消防団員の確保に努めます。 交通安全対策では、南栄6号線と霞ヶ丘9号線の道路拡幅整備を継続して実施するほか、試行的に巡検道線の自転車通行空間整備を進めることで、道路利用者の安全性と利便性の向上を図ります。 また、子供や高齢者への自転車用ヘルメット購入費の補助や小中学生への自転車交通安全教室を引き続き実施することに加え、ゾーン30の区域拡大や運転免許証の返納を促進することなどにより、交通事故の減少に努めます。 防犯対策では、引き続き市内での防犯カメラの設置を促進し、防犯意識を向上することで、犯罪の少ないまちづくりを進めます。 そのほか、4月1日からの成人年齢の引下げによる社会的なトラブルを未然に防ぐため、若年層に対して消費生活に関する情報を積極的に提供します。 次に、政策5「環境と調和したまちづくり」についてです。 持続可能な資源循環型社会の実現に向けて、気候変動問題など環境問題に配慮した取組を推進するとともに、本市の身近な緑や水辺といった大切な自然環境について、将来にわたり保全できるよう努めることで、地球に優しいまちづくりを進めます。 令和4年度は、環境と共生した持続可能なまちづくりを推進するため、カーボンニュートラル、脱炭素社会を見据えながら、令和6年度からの次期環境基本計画の策定に着手することに加え、環境負荷の低減に向けた取組を促進するため、同じく令和6年度からの次期一般廃棄物処理基本計画の策定に着手します。 また、太陽光など省エネルギーや再生可能エネルギーを活用した設備を住宅に設置した方に対し、引き続き設置費用を助成し、環境へ配慮した取組を推進します。 全国植樹祭の理念を継承するため、自宅や事業所で花を植えた方を対象とする助成制度、花咲くまちづくり助成金を新たに創設し、自然あふれるまちづくりを推進します。 また、尾張旭市長久手市衛生組合が令和4年3月末日をもって解散することに伴い、香流苑の閉鎖業務と昭和苑でのし尿処理等処理業務を本市で実施します。 そのほか、旭平和墓園では、墓園区画のバリアフリー化を引き続き進めることで、利用者の利便性の向上を図ります。 次に、政策6「活力あふれるまちづくり」についてです。 地域経済の活性化のため、産業の振興は重要な役割を担っております。行政においては、長引くコロナ禍を乗り越えるために、商工会、観光協会、農協、ハローワーク瀬戸など関係者の方々とより強固な協力体制を築きながら、産業活性化と雇用の創出を促進し、未来へとつながる時流に乗った施策を展開します。 商工業振興では、小規模事業者支援の大きな柱である小規模企業等補助金に新たにデジタル化区分を設け、市内事業者の取組を支援します。さらに、長年、市内に立地している事業者の工場の新設において、企業再投資促進補助金を交付することで、事業者の流出防止と雇用の創出を図ってまいります。 農業振興では、幅広い世代の方のニーズに応えるため、城山ふれあい農園に小さい区画を追加で整備します。 また、地域経済対策として、公共事業等の一部を前倒して実施することで、市内事業者の経営安定支援や雇用確保支援を行います。 次に、政策7「人と人とがふれあうまちづくり」についてです。 コロナ禍により各種イベントの中止や、新しい生活様式の浸透により、人と人との触れ合いが薄れつつあると言われていますが、こうしたときだからこそデジタルを活用したイベントの実施や地域活動の見直しなど、新たな取組を通して、まちのにぎわいを創出します。 とりわけ本市の最大イベントであり、多くの関係者に支えられている市民祭は、今年こそ開催したいと強く願っています。多くの市民に安心して参加していただき、祭りのにぎわいをまちづくりにつなげていきます。 魅力商品創出事業については、市民からアイデアを募集し、新たな商品を企画するとともに、旭色のPR強化に努めることで、市内外の多くの方へ本市の魅力を感じていただくことができるような取組を推進します。 外国人市民については、新型コロナウイルス関連情報の多言語化や日本語教室の立ち上げに向けた支援などを実施することで、多文化共生の取組を推進します。 地域コミュニティーにおいては、連合自治会にタブレット端末を配備するなどデジタル化による効率化を図ることで、役員等の負担を軽減します。また、旭ヶ丘ふれあい会館の空調設備の更新に加え、東部市民センターの外壁改修などに着手し、コミュニティー施設の長寿命化と利用環境の改善を図ります。 そのほか、男女共同参画社会の形成に向け、引き続き市民活動団体と連携しながら、市民や職員への意識啓発を促進します。 最後に、政策8「分野横断的なまちづくりと市政運営」についてです。 コロナ禍で顕在化した諸課題を踏まえ、一人一人のニーズに速やかに対応できるよう行政のデジタル化を推進します。また、ポストコロナを見据えた柔軟な組織運営に加え、高度化、効率化した行財政運営を進めます。 これからの尾張旭市の指針となる令和6年度からの第六次総合計画については、市民ワークショップの開催など、市民も交えながら策定に向けた取組を進めます。 行政のデジタル化については、マイナンバーカードの普及促進を継続して進めるほか、行政手続のオンライン化など行政サービスのさらなる利便性向上を図ります。また、市民に対してデジタル活用支援講座を開催することで、誰もがデジタル化の恩恵を受けることができるまちづくりの取組を推進します。 公共施設やインフラ施設については、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の長寿命化を図るための取組を着実に進めます。 ふるさと納税については、引き続き市内事業者と連携して返礼品の充実を図り、さらなる財源確保に努めます。 そのほか、公正で透明性のある市政運営に継続して努めるほか、分散勤務やテレワークなど柔軟な働き方を促進することで、感染症に強い組織力の向上に加え、ワーク・ライフ・バランスにも配慮した働きやすい職場環境づくりを推進します。 以上、令和4年度における主要施策の概要について申し上げました。 目まぐるしく社会情勢が変化し、自治体においては、取り組むべき課題が複雑化する一方で、より速やかに、きめ細やかな対応が求められるようになってまいりました。 そうした中、これまでとかけ離れた日常を経験することで、デジタル化をはじめとした常識を打ち破る取組こそ、私たちの生活をよりよいものに変革させる可能性を秘めているということに気づくことができました。 今がまさに未来を左右する時代の大きな変わり目と捉え、少子化、高齢化、インフラ整備、脱炭素、災害対策など山積した課題に対し、大胆な発想、創意工夫により新たな道を切り開き、未来を担う子供たちにつなげてまいりたいと決意を新たにしたところであります。 本市は、令和5年度に現総合計画が満了することに伴い、将来のさらなる発展を見据え、長期的な指針となる次期総合計画の策定に向け、本格的に始動する時期に差しかかっております。新しい時代への一歩を力強く踏み出していくことができるよう、市長として確固たる覚悟を持ち、次世代につながる住みやすいまちづくり、オンリーワンのまちづくりに取り組む所存です。 ここに、市民の皆様並びに議員各位の深い御理解と心強いお力添えを賜りますようお願い申し上げまして、私の施政方針とさせていただきます。 ○議長(片渕卓三) 市長は自席にお戻りください。 以上をもちまして、施政方針演説を終了します。 日程第6 第2号議案を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 秋田副市長。 ◎副市長(秋田誠) おはようございます。 提案理由の説明を申し上げます。 第2号議案 令和3年度尾張旭市一般会計補正予算(第11号)。 この補正予算案は、国の補正予算に基づく補助事業を追加するほか、新型コロナウイルス感染症対策や市内事業者向けの経済対策などの事業費を追加しようとするものです。 歳入歳出予算は、既定の予算総額299億803万3,000円に、歳入歳出それぞれ5億2,767万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を304億3,570万9,000円にしようとするものです。 繰越明許費は、安全運転管理用資機材整備事業など30件を追加しております。 地方債は、小学校トイレ改修事業など3件を追加しております。 それでは、歳入の主なものについて御説明申し上げます。 市税では、法人市民税で1億500万円を追加しました。 地方交付税では、普通地方交付税で1億4,055万7,000円を追加しました。 国庫支出金では、学校施設環境改善交付金など合計で1億2,837万2,000円を追加しました。 市債では、小学校トイレ改修事業など合計で1億5,170万円を追加しました。 次に、歳出の主なものについて御説明申し上げます。 土木費では、幹線道路補修工事など合計で6,200万円を追加しました。 教育費では、小学校トイレ改修工事など合計で4億275万円を追加しました。 以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片渕卓三) 副市長は自席にお戻りください。 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。 議案質疑の通告はありませんでしたので、質疑ないものと認めます。 以上をもちまして、議案質疑を終了します。 お諮りします。第2号議案につきましては、配付してあります議案等審査付託表のとおり所管の委員会に付託したいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 御異議なしと認めます。よって、第2号議案につきましては、議案等審査付託表のとおり所管の委員会に付託することに決定しました。 これより委員会を開催し、議案の審査を行っていただきます。 福祉文教委員会を10時25分開始予定とし、その後、都市環境委員会総務委員会の順に第2委員会室で開催いたします。 都市環境委員会総務委員会の開催時間と本会議の再開時間は、庁内放送にて案内いたします。 ここで暫時休憩とします。                         午前10時18分休憩                         午後1時15分再開
    ○議長(片渕卓三) 休憩を閉じ、会議を再開します。 ここで、議長報告を行います。 この件に関しましては、議会事務局長から報告します。 議会事務局長。 ◎議会事務局長(梅本宣孝) 議長報告を行います。報告事項は1件でございます。 休憩中に開催されました常任委員会の審査結果の報告書が議長宛てに提出されております。 それぞれの報告書の写しにつきましては、皆様のお手元に配付させていただいております。 議長報告は以上でございます。 ○議長(片渕卓三) 以上を持ちまして、議長報告は終了しました。 続きまして、委員長報告及び報告に対する質疑を行います。 初めに、福祉文教委員長の報告を求めます。 秋田さとし委員長。 ◆福祉文教委員長(秋田さとし) 議長の御指名がありましたので、休憩中に開催いたしました福祉文教委員会の報告を申し上げます。 出席委員は6名でした。 議案等説明のため、副市長はじめ関係理事者の出席をいただきました。 当委員会に付託されました案件は、議案1件でした。 以下、結果について御報告いたします。 第2号議案は、全員賛成により可決しました。 それでは、主な審査内容を申し上げます。 第2号議案では、学校教育課、新型コロナウイルス対策事業の修学旅行費等補助金について質疑があり、学校ごとに団体旅行を依頼している旅行会社の契約約款に基づき、旭中学校の修学旅行、野外活動のキャンセル料が発生したためとの答弁でした。 以上で福祉文教委員会の報告を終わります。 ○議長(片渕卓三) ただいまの委員長の報告に対して、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 次に、都市環境委員長の報告を求めます。 陣矢幸司委員長。 ◆都市環境委員長(陣矢幸司) 議長の御指名がありましたので、休憩中に開催しました都市環境委員会の報告を申し上げます。 出席委員は6名でした。 議案等説明のため、副市長はじめ関係理事者の出席をいただきました。 当委員会に付託されました案件は、議案1件でした。 以下、結果について御報告いたします。 第2号議案について、理事者から説明を受けた後、活発な質疑が行われ、慎重に審査を行い、全員賛成により可決しました。 以上で都市環境委員会の報告を終わります。 ○議長(片渕卓三) ただいまの委員長の報告に対して、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 次に、総務委員長の報告を求めます。 安田吉宏委員長。 ◆総務委員長(安田吉宏) 議長の御指名がありましたので、休憩中に開催しました総務委員会の報告を申し上げます。 出席委員は6名でした。 議案等説明のため、副市長はじめ関係理事者の出席をいただきました。 当委員会に付託されました案件は、議案1件でした。 以下、結果について御報告いたします。 第2号議案は、全員賛成により可決しました。 以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(片渕卓三) ただいまの委員長の報告に対して、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 以上をもちまして、委員長報告及び報告に対する質疑は終了しました。 続きまして、付託議案の討論、採決を行います。 第2号議案 令和3年度尾張旭市一般会計補正予算(第11号)について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(片渕卓三) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 日程第7 第3号議案から第24号議案まで及び日程第8 同意案第1号を一括して議題とします。 一括して提案理由の説明を求めます。 秋田副市長。 ◎副市長(秋田誠) 一括して提案理由を御説明申し上げます。 第3号議案 令和3年度尾張旭市一般会計補正予算(第12号)。 この補正予算案は、決算見込みに基づく予算額の調整や不用額の減額などをしようとするものです。 歳入歳出予算は、既定の予算総額304億3,570万9,000円に、歳入歳出それぞれ2億5,005万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を306億8,576万3,000円にしようとするものです。 繰越明許費は、スカイワードあさひ維持管理事業など7件を追加しております。 地方債は、北原山土地区画整理事業など2件を変更しております。 それでは、歳入の主なものについて御説明申し上げます。 地方交付税では、普通地方交付税で4億2,550万9,000円を追加しました。 繰入金では、公共施設整備基金繰入金で3,000万円を減額しました。 市債では、北原山土地区画整理事業など合計で1億3,860万円を減額しました。 次に、歳出の主なものについて御説明申し上げます。 総務費では、減債基金積立金など合計で6億3,010万4,000円を追加しました。 衛生費では、公立陶生病院組合負担金など合計で2億3,933万2,000円を減額しました。 教育費では、西中学校校舎増築工事など合計で4,897万8,000円を減額しました。 第4号議案 令和3年度尾張旭市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)。 この補正予算案は、既定の予算総額67億4,248万2,000円に、歳入歳出それぞれ5,865万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を68億113万7,000円にしようとするものです。 その主な内容ですが、歳入では、繰入金で5,952万1,000円を追加し、歳出では、保険給付費で6,000万円を追加しました。 第5号議案 令和3年度尾張旭市土地取得特別会計補正予算(第1号)。 この補正予算案は、既定の予算総額3億円から、歳入歳出それぞれ1億2,665万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を1億7,334万9,000円にしようとするものです。 その主な内容ですが、歳入では、諸収入で1億2,665万2,000円を減額し、歳出では、土地取得費で1億2,665万2,000円を減額しました。 第6号議案 令和3年度尾張旭市旭平和墓園事業特別会計補正予算(第2号)。 この補正予算案は、既定の予算総額6,921万9,000円から、歳入歳出それぞれ3,737万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を3,184万3,000円にしようとするものです。 その内容ですが、歳入では、事業収入で3,737万6,000円を減額し、歳出では、総務費で3,737万6,000円を減額しました。 第7号議案 令和3年度尾張旭市介護保険特別会計補正予算(第3号)。 この補正予算案は、既定の予算総額57億2,731万円から、歳入歳出それぞれ2,331万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を57億399万9,000円にしようとするものです。 その主な内容ですが、歳入では、県支出金で801万8,000円、繰入金で642万2,000円をそれぞれ減額し、歳出では、地域支援事業費で1,868万8,000円を減額しました。 第8号議案 令和3年度尾張旭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)。 この補正予算案は、既定の予算総額13億4,236万9,000円に、歳入歳出それぞれ1,627万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を13億5,864万1,000円にしようとするものです。 その主な内容ですが、歳入では、保険料で767万1,000円、繰入金で860万1,000円をそれぞれ追加し、歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金で1,627万2,000円を追加しました。 次に、第9号議案 令和4年度尾張旭市一般会計予算。 この予算案は、さきに市長が施政方針で述べました施策の大綱に従い編成し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ265億3,000万円に定めようとするものです。 前年度と比較して7.0%の増となっております。 繰越明許費は、総合体育館空調設備等整備事業を計上しております。 債務負担行為は、総合計画策定事業など7件を計上しております。 地方債は、南栄6号線整備事業など14件、総額13億9,370万円を予定しております。 歳入の概要といたしまして、まず市税では、前年度より6億9,910万円の増額で、総額123億9,360万円を見込みました。 地方交付税では、前年度より10億9,000万円の増額で、総額23億9,000万円を見込みました。 国庫支出金では、前年度より7億826万2,000円の増額で、総額38億474万7,000円を見込みました。 繰入金では、前年度より4億7,298万1,000円の減額で、総額2億1,830万円を見込みました。 市債では、前年度より10億1,650万円の減額で、総額13億9,370万円を見込みました。 続いて、歳出の概要です。 まず、総務費では、公共施設整備基金積立金などの増額により、前年度より1億8,579万3,000円の増額で、総額35億1,220万1,000円を計上しました。 民生費では、介護給付・訓練等給付費などの増額により、前年度より5億1,409万円の増額で、総額111億6,635万8,000円を計上しました。 衛生費では、新型コロナウイルスワクチン接種事業などの事業費の増額により、前年度より5億1,206万1,000円の増額で、総額28億9,673万7,000円を計上しました。 土木費では、印場駅バリアフリー化整備事業などの事業費の増額により、前年度より3億9,743万5,000円の増額で、総額28億5,921万7,000円を計上しました。 教育費では、小中学校校舎増築工事の完了などに伴う事業費の減額により、前年度より2億2,777万5,000円の減額で、総額24億6,164万2,000円を計上しました。 第10号議案 令和4年度尾張旭市国民健康保険特別会計予算。 この予算案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ67億6,200万円に定めようとするものです。 前年度と比較して1.1%の増となっております。 歳入の主なものとしては、国民健康保険税で14億4,675万円、県支出金で45億7,777万3,000円を見込みました。 歳出の主なものとしては、保険給付費で44億9,236万9,000円、国民健康保険事業費納付金で20億3,837万円を計上しました。 第11号議案 令和4年度尾張旭市土地取得特別会計予算。 この予算案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億2,800万円に定めようとするものです。 前年度と比較して9.3%の増となっております。 歳入の主なものとしては、繰入金で1億6,269万9,000円、諸収入で1億6,528万9,000円を見込みました。 歳出の主なものとしては、土地取得費で1億6,528万9,000円、公債費で1億6,157万1,000円を計上しました。 第12号議案 令和4年度尾張旭市旭平和墓園事業特別会計予算。 この予算案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億2,800万円に定めようとするものです。 前年度と比較して85.5%の増加となっております。 歳入の主なものとしては、事業収入で3,699万6,000円、繰入金で9,000万円を見込みました。 歳出の主なものとしては、総務費で1億2,068万8,000円を計上しました。 第13号議案 令和4年度尾張旭市介護保険特別会計予算。 この予算案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ59億200万円に定めようとするものです。 前年度と比較して5.1%の増となっております。 歳入の主なものとしては、保険料で12億8,892万円、支払基金交付金で15億35万7,000円を見込みました。 歳出の主なものとしては、保険給付費で53億2,481万円、地域支援事業費で3億9,014万4,000円を計上しました。 第14号議案 令和4年度尾張旭市後期高齢者医療特別会計予算。 この予算案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ14億700万円に定めようとするものです。 前年度と比較して5.4%の増となっております。 歳入の主なものとしては、保険料で11億9,400万円を見込みました。 歳出の主なものとしては、後期高齢者医療広域連合納付金で13億8,253万9,000円を計上しました。 第15号議案 令和4年度尾張旭市水道事業会計予算。 この予算案は、令和4年度における業務の予定量並びにこれに関する収入及び支出などを定めようとするものです。 業務の予定量については、給水戸数を3万7,400戸、年間総給水量を875万立方メートル、1日平均給水量を2万3,900立方メートルと見込みました。 収益的収入及び支出の予定額については、収入の総額15億8,700万円を見込み、支出の総額14億300万円を計上しました。 資本的収入及び支出の予定額については、収入の総額2億7,052万8,000円を見込み、支出の総額7億3,568万6,000円を計上しました。 第16号議案 令和4年度尾張旭市公共下水道事業会計予算。 この予算案は、令和4年度における業務の予定量並びにこれに関する収入及び支出などを定めようとするものです。 業務の予定量については、接続戸数を2万6,500戸、年間総処理水量を686万9,000立方メートル、1日平均処理水量を1万8,800立方メートルと見込みました。 収益的収入及び支出の予定額については、収入の総額19億8,339万5,000円を見込み、支出の総額19億4,228万2,000円を計上しました。 資本的収入及び支出の予定額については、収入の総額13億8,287万2,000円を見込み、支出の総額18億4,669万9,000円を計上しました。 また、一般会計からの補助金として1億4,972万円を計上しております。 第17号議案 尾張旭市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について。 この案は、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正に伴い、所要の整備を図り、令和4年4月1日から施行しようとするものです。 第18号議案 尾張旭市減債基金条例の一部改正について。 この案は、基金の処分に係る規定について、所要の整備を図り、令和4年4月1日から施行しようとするものです。 第19号議案 尾張旭市廃棄物処理清掃条例の一部改正について。 この案は、尾張旭市長久手市衛生組合の解散に伴い、市がし尿及び浄化槽汚泥の処理を行うため、令和4年4月1日から施行しようとするものです。 第20号議案 尾張旭市国民健康保険税条例の一部改正について。 この案は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、所要の整備を図るとともに、国民健康保険税の税率を改定するため、令和4年4月1日から施行しようとするものです。 第21号議案 尾張旭市消防団条例の一部改正について。 この案は、消防団員の出動報酬を支給するため、令和4年4月1日から施行しようとするものです。 第22号議案 尾張旭市長久手市衛生組合の解散に伴う財産処分について。 この案は、尾張旭市長久手市衛生組合の解散に伴い、同組合の財産処分について、関係地方公共団体である長久手市と協議するため、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものです。 第23号議案 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更について。 この案は、尾張旭市長久手市衛生組合を脱退させることに伴い、愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数を減少し、組合規約を変更することについて、関係地方公共団体と協議するため、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものです。 第24号議案 市道路線の認定について。 この案は、開発行為により帰属された道路を管理するに当たり、新たに1路線を市道として認定しようとするものです。 続きまして、同意案第1号 固定資産評価審査委員会委員の選任について。 この案は、令和4年3月31日をもって任期満了となります固定資産評価審査委員会委員、長江建二氏の後任として、人格高潔で市税等に関し豊富な識見をお持ちの野村孝二氏を新たに選任するため、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものです。 以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片渕卓三) 副市長は自席にお戻りください。 提案理由の説明が終わりました。 日程第9 委員会提案第1号を議題とします。 お諮りします。委員会提案第1号につきましては、提案理由の説明、質疑、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 御異議なしと認めます。 委員会提案第1号 尾張旭市(代表者尾張旭市議会議長)に対する訴訟における合意書に同意することについて討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(片渕卓三) 挙手多数であります。よって、本件は可決しました。 お諮りします。ただいま委員会提案第1号 尾張旭市(代表者尾張旭市議会議長)に対する訴訟における合意書に同意することについてが可決されました。 なお、合意書内の一部の字句が未定となっております。したがいまして、尾張旭市議会会議規則第41条の規定により、合意書内の未定の字句の整理を行うことを議長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 御異議なしと認めます。よって、合意書内の未定の字句の整理を行うことに決定しました。 以上をもちまして、本日の日程は全て終了しました。 これにて散会します。                         午後1時49分散会...